フルキャスト工房のブログ

ルアーの紹介と釣果です。

「イチコロ」の「凄さ」

今年は、タチウオのシーズンが遅れている。
しかし、シーズンが始まれば、入れ食いになることも!
そこで、タチウオシーズンに備えて「イチコロ」の
説明をしたいと思います。


ソフトなワームを使用した、ワインドでタチウオが
よく釣れるのは皆さんよくご存じですね。
しかし、欠点は、ボロボロにされること!
いくら安いワームといえど、多量に消費すれば
かなりの出費になります。


でも、それより、時合を逃してしまうのが一番もったいない。
入れ食いになっても、10分や20分で終わるときもあるので
1分・1秒が大切になってくる。
ヘッドとワームのセットをたくさん作っておくのもいいですが
やはり、出費になりますし、交換の手間は残ります。


だったら、普通にミノーなどのハード系のルアーを
投げればいいじゃないかと思いますが、ワインド釣法
が威力を発揮することがものすごくあります。(何回も横で爆られた)
だからこそ、ボロボロにされないで、ワインドの威力を
発揮できる「イチコロ」の「凄さ」を知ってほしいと思います。

イチコロのセッティング


よく飛ぶルアーって!!

よく飛ぶルアーって!!


最近のルアーは高性能で
ネットなんかに「80メートル100メートルよく飛びます」なんて
書かれています。
でも「ホンマかいな」と思うこともたまにあります。


それで、まけないように高性能バイブレーション「フルボッコ」を作りました。


サイズは、70mm12gと80mm24g。


鉄板系だけれど、鉄板ではない。
鉄板ではないけれど、鉄板以上の性能。
鉄板より、よく泳ぐのは当然。
それ以上に心がけたことは、とにかく飛距離がでること。


しかし、飛距離をだすにはどのようにしたらいいのか。
サイズが決まっているなら、重くすればいいだけとはならない。
サイズと重さが決まった中で飛距離をだすには、空気抵抗という
ややこしい問題が発生します。


それは、空気抵抗=Cd値×空気の密度×前面投影面積×速度の2乗
なんて、「車の設計でもするのか」ということになってくる。


Cd値→どのくらいスムーズに空気が流れるかという空気抵抗係数を表す
デザインが重要で流線形にすれば空気抵抗係数が小さくなる


前面投影面積→前(進行方向)から見た大きさ
面積が小さいほど抵抗が少なくなる


ここでの「速度の2乗」とは、ルアーの飛んでいく速度ではなくて
ルアーに対する気流の相対速度です。


逆風でも飛ばしたい!
この空気抵抗で、逆風時に効いてくるのが「速度の2乗」です。
風が強ければ強いほど空気抵抗が増えるわけです。
逆風で飛ばないのはあたりまえですが、Cd値×前面投影面積を
極限まで小さくすれば、そうでないルアーに比べて差はでます。




次に大切なのが、ルアーが空中で回転しないこと。
回転してしまうと、いくらCd値×前面投影面積を極限まで
小さくしていても意味がなくなってしまいますね。


では、どうすればいいのか
回転させないためには、マスを前に持ってくること(重心ではない)
「フルボッコ」では、軽いGFRPプレートを搭載してるので
ルアーのマスはほとんど前の重りに来る。



この効果として、テールの部分がスタビライザーとして作用し
回転をおさえて飛んで行く(矢の羽根効果)
これが重い鉄板のプレートだとルアーのマスが分散して、
矢の羽根効果がなく、回転が止まらない。
(軽いGFRPプレートは立ち上がりの良さと、キビキビした
動きにも貢献する)


以上のことを考慮して
手間と時間を目いっぱい詰め込んで、高性能プレートバイブが完成しました!



「で、飛ぶのか」って
「80メートル100メートルよく飛びます」ヽ( ̄▽ ̄)ノ